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子どもの能力を伸ばす知育・教育情報oriori(オリオリ)はどうやってうまれた?

oriori編集部
2020/01/08 06:01
oriori[オリオリ]は、子どもの未来の選択肢を広げるための知育・教育情報サイトです。子どもを育てるための基盤となる知育・体育・徳育に関するニュースや最新トレンドはもちろん、幼児教室や教育メソッド・お受験など「子どもの成長」につながるコト・モノを幅広くご紹介しております。今回は知育・教育サイトorioriがどのように名付けられたのかをご紹介いたします。

orioriを考える上での前提条件

まず、我々のメディアのコンセプト・テーマである「知育・教育」を表す名前にしようと考えました。その中で、メインターゲットである日本人に伝わりやすく、語感・リズムが良いことも重視いたしました。

orioriの検討経緯

まず、「教育」という言葉を拾い、語源を調べました。
「教育:education」の語源はラテン語にあることは分かったのですが、日本における教育と英語のeducationでは広義の意味が異なることがわかりました。
日本語で「教育」というと、上から下へ「教え諭す」という感じや、教師の知識を子供たちに教える「知育」という意味に使われます。「エディケーション」を語源的に探ると、「EDUCATE」の語源はラテン語の「EDUCATUS」で、「E」は「外へ」を意味する接頭語で、「DUCERE」は「導く」で、「能力を導き出す、引き出す」という意味になります。
では、我々の目指す「知育・教育」とは何か、と考えた際に主に「知育」とは「多様な経験を経て成長を促す事」なのではないか、との考えに至りました。そして名称を考える上で、「経験」「成長」をフックとしてさらに検討を進めました。そんな中「成長」という言葉が英語では、「grow」「growth」という言葉になり、少々IT系の印象を持つことから断念し、「経験」という言葉にしぼりました。

経験という言葉からさらに広がる

経験とは何かを調べていくうちに、哲学用語である「アプリオリ・アポステリオリ」と言う言葉に行き着きました。これは、ラテン語で、「より先なるものから」と「よりのちなるものから」の意味になります。普通は、「先天的」ないし「先験的」と「後天的」と訳されることが多いです。
(中略) 近世哲学では,生物学的,心理学的意味においては生得的なものがア・プリオリ,経験的に得られたものがア・ポステリオリであり,認識論的意味においては経験に先行する認識がア・プリオリ,経験に依存する認識がア・ポステリオリな認識であるとされた。
意味を調べていくうちに、先述の「多様な経験を経て成長を促す事」とは「先天的に持ったものを引き出し、後天的に新たな知識・経験を与える」とも言えると感じ、この「アプリオリ・アポステリオリ」という言葉をヒントにネーミングの検討を進めました。

orioriに到るまで

「アプリオリ・アポステリオリ」は、そのままの言葉ではブランドの名称としては馴染みにくいと考え要素を抽出しようということを考えました。また、その際に考えたのが日本で市民権を得ているブランド呼称です。例えば、instagramは「インスタ」、Airbnbは「エアビー」、メルカリは「メルカリ」と、4文字の呼称が市民権を得ており、それを我々のブランドでも考慮できないかと考えました。そしていくつかの候補を出した中で、母音の繰り返しで語感がよく、最も言葉にしたときに気持ちがよいと考えた「オリオリ」「oriori」に絞っていきました。
そして名称に関して更に調べていくと、日本語でも「オリオリ」は「折々」という言葉で存在していることに気が付きました。この言葉は、”折”が”機会”を意味する言葉となっており、「折々」とは「機会のあるごとに」という意味のようです。この”機会”というキーワードは、成長において非常に重要なことであることから、更に「oriori(オリオリ)」というブランド名は、このメディアに丁度よいと考えました。
さらに、スペルは異なるがハワイ語では「oli ['oli](オリ) 形容詞 ・喜び、幸福、楽しみ」となっており、非常にポジティブな言葉だったこともあり、oriori(オリオリ)というブランド名でローンチすることを決意しました。

最後に

oriori(オリオリ)は、まだ生まれたばかりのメディアですが、「子どもの未来の可能性を広げる」ために、これから子どものようにどんどん成長していこうと思います。応援よろしくお願いいたします。
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    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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