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子どもの自己肯定感の育み方、親の言葉を変えて子どもを伸ばす!

oriori編集部
2019/07/01 06:07
子育ての教育方法やノウハウなどはたくさんありますが、その中でよく出てくる言葉が「自己肯定感」。よく目にするものの、「それってどういう意味?」「何をしたら身につくの?」「何の役に立つの?」と聞かれたらこたえられるでしょうか?!今回は「自己肯定感」をテーマにその内容をご紹介します!

日本の子ども達は自己肯定感が低い?

日本の子ども達は自己肯定感が低い?
内閣府から発行されている令和元年版 子供・若者白書においても、
「日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自身を肯定的に捉えている者の割合が低い傾向にあるが、日本の若者の自己肯定感の低さには自分が役に立たな いと感じる自己有用感の低さが関わっていること」
と書かれており、日本の子どもの自己肯定感の低さが危惧されています。

そもそも、自己肯定感って?

そもそも、自己肯定感って?
自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分は愛されているんだ」といったように、自分の価値や存在意義を前向きに受け止める心の状態を土台に、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚のことをいいます。
自己肯定感が高い子どもは、自分のことを大切に思い、周囲からも大事にされていると感じているため、失敗してしまうことよりも成功を強く意識して前向きにチャレンジしたり、壁にぶつかっても立ち向かっていくことができます。
また、自分を尊重することができるということは、他者や周りも尊重できることにつながり、人と積極的に関わり、他者や環境を受け入れ、良好な人間関係を築いていける傾向にあるといわれています。

自己肯定感が高い子どもの特徴

・自分に対して安心感がある

・自信があり、能動的

・周りに振り回されない

・物事を肯定的に受け止められる

・自然な意欲で行動に移せる
・自分を尊重するように他者も尊重できる

・人との違いを受け入れられる

・感情が安定している
・問題解決能力が高い

・失敗を成長の糧にしていける

・他者の意見を聞くことができる
・人をジャッジしない

・人間関係が良好

・自分の考え(意見)を伝えられる

・自分の人生は自分で決めている感覚

・主体性が高く、自分軸
こんな子どもに育ってくれたら嬉しいですね!

自己肯定感の低いとどうなるの?

自己肯定感の低いとどうなるの?
一方、自己肯定感が低い子どもは、成功よりも失敗した体験を強く意識し、自分を否定的に捉える傾向にあったり、自らの感情がコントロールできず、自分や他人を信頼することができないため、協調性がなく、あきらめやすいことが特徴としていわれています。

どうすれば自己肯定感を高められるの?

どうすれば自己肯定感を高められるの
幼少期においては特に一番身近なお父さん・お母さんから「愛されている」と感じることが自己肯定感を高める大きなきっかけになり、子どもは失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしていけるようになる、ということ。
我が子の可能性を伸ばしたいと、親であれば誰もが思っているはず。
でも子どもに、より良い環境を提供しようと、勉強のサポートや習い事の送迎、バランスを考えた手作り料理などなど、毎日の子育てを頑張りすぎてつい、
「早くしなさい!」「ちゃんとしなさい!」「勉強しなさい!」と言ってしまうことがありませんか?実は、こんな何気ない言葉が、子どもの自尊心をつぶしてしまうことも。親から子どもへ伝える毎日の言葉を意識的に変えることから、子どもの自己肯定感を育んでいきましょう。
そこで「毎日の子育てに取り入れられる自己肯定感アップ実践ワード」をご紹介します!

NG①:他人比較ワード「○○ちゃんはできるのに」

他人比較ワード「○○ちゃんはできるのに」
これは、「本人比較ワード」に言い換えましょう!
昨日より上手になったね!
こんなことに気がついたんだね!
とすることをおすすめします!
「同じクラスの○○ちゃんは、もうひらがなが書けるんだって」「お兄ちゃんが同じ年のときには出来ていたけどな」など、子どもを友だちや兄弟姉妹と比較する言葉はNG!親にとっては何気なく言った言葉でも、言われた子どもは、自分が他人より劣っていると思い込んでしまいます。
他人との差を理解させることより、本人の変化や成長を一緒に喜ぶことのほうが大切です。たとえばひらがなも、書いた文字の中でひとつでも上手にかけたものがあれば、「この“ま”はすごく上手にかけたね!」とか「先週よりサッカーのシュートを強く蹴れるようになったね」など、過去の本人と比較してあげるほうが、自己肯定感を上げることにつながりやすい声かけです。

NG②:子どもを急かすワード「早く〇〇しなさい!」「急ぎなさい」

子どもを急かすワード
これは、「子供に考えさせるワード」に変えましょう!
〇時までに出るために準備しよう!
と言い換えることをおすすめします!
忙しい時につい言ってしまいがちなのが、「ほら、幼稚園の時間に間に合わないから急いで」「早く食べなさい」など、子どもを急かす言葉。これらは、子どものペースを否定し、自己肯定感を下げることにつながってしまいます。
とはいえ、忙しい毎日の中ですべてを子どものペースで進めることもできませんよね。そんな時は「9時のバスに乗りたいから、8時30分までに準備しようね」「あと15分でおうちを出たいけれど、間に合いそう?」など、具体的な時間や行動目安を伝えることで、自分で考えて行動するよう促すのがポイントです。
ある程度子どもが時計を意識することが出来るようになってきたら、たまにはペース管理を子どもに任せて見守ってみるのもいいですね。ちょっと遅れてしまうなど失敗も含めて次につなげる経験も大切です。

NG③:親の都合の褒めワード「お利口さんでえらいね」

親の都合の褒めワード「お利口さんでえらいね」
これは「子どもの行動シンプル褒めワード」に変えましょう!
大きな声であいさつができてえらいね
と言い換えることをおすすめします。
子どもをほめるとき、「お利口さんでえらかったね」「ちゃんと勉強してえらいね」など親の都合にあわせたタイミングや条件付きで褒めたりしていませんか?実はこのほめ方では、子供は何をほめられたのかが分からなかったり、その条件を満たさなければ認めてもらえないと感じてしまうため、自己肯定感につながりにくいほめ方となってしまいます。
子どもをほめるときは、「大きな声であいさつができてえらいね」「勉強の時間、一生懸命自分で考えようとしていてえらかったね」など、ほめてあげたい行動をシンプルに伝えましょう。またこの言葉で、お父さん・お母さんがちゃんと自分のことを見てくれていると愛情を感じるきっかけにもなるのです。

子どもが小さい頃から、毎日「親が」徹底してやる

自己肯定感については、全米No.1女子高生の母・ボーク重子さん(子どもの非認知能力に関する著書を多数出版)も講演の中で、以下のようにいっております。
幼児期に意識した唯一のことは、子どもが親に愛されているというのを毎日確認できる環境を作ること。親に何でも言える環境を作ってあげること。あとは、親が「やりなさい」と教えるのではなく、子どもが自分で発見して気づきを経験できる環境を作ること。」 「毎日の愛情を伝えるために心がけたのはとてもシンプルに、朝は「おはよう、今日はどんなことして遊びたい?」と聞いて、夜は「今日は幼稚園で何したの?」とか寝る前は「おやすみ。明日はどんなことしようか?」と聞く。たったこれだけで、子どもは、「自分のことを思って知りたいと言ってくれる人がいる」と感じるんです。何気ない声掛けですが、これをわが家では小さい頃から毎日徹底して行いました。
※全米最優秀女子高生とは1958年にアメリカで始まりこれまで80万人近くが参加した全米の女子高生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクールThe Distinguished Young Women of Americaのこと。
まずは気負わずに毎日の声がけから、ポジティブな言葉を通して親子のコミュニケーションを深めていくことからはじめてみませんか?
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